フォード「リンカーン ナビゲーター」44台をリコール…火災に至るおそれ
フォードは、リンカーン ナビゲーターの空調装置に不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2023年10月20日、国土交通省にリコールを届け出た。リコールの対象となるのは、2014年7月9日~2015年11月9日に製造された44台。
不具合の箇所は、フロントブロワーモーター。空調装置のフロントブロワーモーターにおいて、ブラシホルダーの固定が不適切であったため、ブラシスプリングが外れブラシがモーターケースに短絡することがある。そのため、フロントブロワーモーターが停止し、そのまま使用を続けると導通している接点部が発熱し続けることによりブラシホルダーが溶損、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとのこと。
改善措置として、全車両のフロントブロワーモーターを対策品に交換する。
使用者には、2023年11月中旬までにリコール案内状を車検証の使用者住所に郵送して通知する。また、自社ホームページにも掲載する。