愛・地球博記念公園で2023年度「自動運転社会実装プロジェクト推進事業」を実施
愛知県は10月12日、「将来の無人自動走行に向けた検証」をテーマにした実証実験を愛・地球博記念公園で実施すると発表した。
同実証は愛知県が2016年度から行なっているもので、2023年度はアイサンテクノロジー、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、ティアフォー、岡谷鋼機、損害保険ジャパンの5社と共に、3地域で実施する。
今回は、モリコロパーク(愛・地球博記念公園)の園内管理道路で、小型EVバス車両1台を用いた実証実験を行う。
小型障害物等の自動回避や、ルートから離れた場所に設置した遠隔管制室と自動運転車両との音声・映像の安定した転送について検証。技術検証以外にも、実際の自動運転バスの運用を想定し、園内を走行する他車両との走行ルールの策定に向けた検討や緊急時の対応シミュレーションを行い、実運行において、交通事業者等により再現可能なビジネスモデルの完成度をさらに高めることを目指す。
実施日程は10月13日~10月26日の計11日間で、試乗日は10月24日~10月26日の計3日間。