スバル、AWDスポーツセダン「WRX S4」改良モデルを発表。新世代アイサイトを装備

WRX S4は、2014年 に初代モデルが発売されたAWD（全輪駆動） のスポーツセダン。動力性能や操縦安定性、静粛性、乗り心地などの性能を磨き上げ、走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えた「スバルのAWDパフォーマンス」を象徴するモデルで、「GT-H EX」と「STI Sport R EX」の2種類を展開している。

今回の改良では、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを装備。デジタルマルチビューモニター機能に4つのカメラから取り込んだ映像を合成して車両周囲360°映し出す3Dビュー表示や、車速が時速15キロメートル未満の時に自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTOモードを加え、死角を減らすことで安全性能を高めた。

STI Sport R EXでは大型リヤスポイラーをメーカー装着オプションとして新たに設定するほか、ハーマンカードンサウンドシステムを標準装備（※）した。

そのほか、SUBARU STARLINKへのリモートエアコン機能の追加、Apple Carplayのワイヤレス接続対応、12.3インチフル液晶メーター上でのApple Carplay地図アプリ情報の表示機能の追加、Android Auto11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの表示画面の拡張などを行った。

価格は、GT-H EXが447万7,000円、STI Sport R EXが502万7,000円。販売台数は月販250台を見込んでいる。

※：GT-H EXはメーカー装着オプション