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フォルクスワーゲン「アルテオン 2.0/200kW」など9車種6,512台をリコール…火災に至るおそれ

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フォルクスワーゲン「アルテオン 2.0/200kW」など9車種6,512台をリコール…火災に至るおそれ

フォルクスワーゲングループジャパンは、アルテオン 2.0/200kWなど9車種の遮熱マットに不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2023年12月22日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年2月13日~2023年11月27日に輸入された6,512台。

リコールの対象となるのは、2021年2月13日~2023年11月27日に輸入された以下の9車種6,512台。

・ゴルフGTI 2.0/180kW
・ゴルフR 2.0/235kW
・ゴルフRヴァリアント 2.0/235kW
・ゴルフ TDI/110kW
・ゴルフヴァリアント TDI/110kW
・パサートセダン TDI/140kW
・パサートヴァリアント TDI/140kW
・パサートオールトラック TDI/140kW
・アルテオン 2.0/200kW

不具合の発生箇所は、制動装置(遮熱マット)。ブレーキ液のリザーバータンクにおいて、生産工場での組み付け作業指示が不適切なため、遮熱マットが正しく取り付けられていないものがある。そのため、エンジン高負荷時等の熱によりリザーバータンクの端部が溶損することがあり、最悪の場合、ブレーキ液が漏れ、高温の排気系部品に触れると火災となるおそれがあるという。

これまでに不具合が2件、火災事故が1件発生している。なお火災事故については調査の結果、製品の欠陥を一切特定できなかったが、本件に起因している可能性を排除できないことが判明したため、報告したとのこと。改善措置として、全車両に以下の対応を行う。

1.遮熱マットの組み付け状態を点検し、正しく取り付けられていない場合は修正する。リザーバータンクの端部に溶損が認められた場合はブレーキ液リザーバータンク付マスターシリンダーを新品に交換する。
2.リザーバータンクの端部に、新たに遮熱フォイルを取り付ける。

使用者にはダイレクトメール、電話および電子メール等で通知するほか、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール関連情報|フォルクスワーゲン

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