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ジャガー「I-PACE」176台をリコール…リチウムイオン電池から火災が発生するおそれ

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ジャガー「I-PACE」176台をリコール…リチウムイオン電池から火災が発生するおそれ

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、I-PACEのバッテリー エネルギー コントロール モジュールの制御プログラムが不適切なため、最悪の場合、バッテリーパックアッセンブリ内のリチウムイオン電池から火災が発生するおそれがあるとして、2023年12月14日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年10月23日~2022年1月6日に輸入された176台。

不具合の箇所は、電動機(バッテリー エネルギー コントロール モジュール)。電動機の電源装置において、バッテリー エネルギー コントロール モジュールの制御プログラムが不適切だったため、2023年7月26日に国土交通省へ届け出たリコール改善措置作業を行った。

この際、不適切なプログラム書き換え工具による改善措置作業の実施、または通信障害により改善措置が完了しておらず、そのため、バッテリーの温度異常を監視できず警告灯が点灯し、最悪の場合、バッテリーパックアッセンブリ内のリチウムイオン電池より火災が発生するおそれがあるという。

これまでに不具合が21件発生しているが、事故は起きていない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のバッテリー エネルギー コントロール モジュールの制御プログラムを正しいプログラム書き換え工具を使用し、書き換える。

使用者には電話やダイレクトメールまたはインカーメッセージで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|ジャガー・ランドローバー・ジャパン

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