テスラ「Model 3」など3車種364台をリコール…バックカメラに不具合
テスラモーターズジャパンは、Model 3など3車種のバックカメラアップデートプログラムに不具合があり、後退時車両直後確認装置の基準を満たさないおそれがあるとして、2024年2月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年7月28日~2023年11月15日に製造された364台。
今回、リコールの対象となるのは、2023年7月28日~2023年11月15日に製造されたModel 3、Model S、Model Xの3車種364台。
不具合の箇所は、バックカメラ(後退時車両直後確認装置)。バックカメラの過去に配信されたアップデートプログラムの設計が不適切だったため、バックカメラの通信が不安定になることがある。そのため、バックカメラの画像が表示されず、後退時車両直後確認装置の基準を満たさないおそれがある。
これまでに不具合が23件発生しているが、事故は起こっていない。アメリカ本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両に対策がなされたプログラムの配信を行う。
使用者には、e-mailまたは電話等で通知する。改善実施済車は、ソフトウェアバージョンが2023.44.30.7か、それ以降であるかにより識別する。