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昭和「ST24A」など5車種794台をリコール…火災発生のおそれ

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昭和「ST24A」など5車種794台をリコール…火災発生のおそれ

昭和飛行機工業は、ST24Aなど5車種のブレーキチューブと荷卸配管に不具合があり、最悪の場合、火災発生のおそれがあるとして、2024年2月21日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年1月25日~2023年8月30日に製造された794台。

今回リコールの対象となるのは、2017年1月25日~2023年8月30日に製造された、ST20A、ST20A改、ST24A、ST24A改、ST30A改の5車種794台。

不具合の箇所は、ブレーキチューブと荷卸配管。タンクセミトレーラのブレーキチューブ取り付けが不適切なため、お互いが干渉することがある。そのまま使用を続けると、ブレーキチューブが破損してエア漏れが発生することにより、制動力が低下する。さらに損傷が広がると駐車制動装置が作動し、最悪の場合、ブレーキ引きずりにより火災となるおそれがある。

これまでに不具合が2件発生しているが、事故は起こっていない。使用者からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の該当部のブレーキチューブと荷卸配管を点検し、干渉が確認された場合は、チューブの交換と経路変更を行う。荷卸配管に損傷がある場合は、修理を実施する。

使用者には電話および訪問、またはダイレクトメールで通知し、自社ホームページにも掲載する。

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