トヨタ「ヤリス クロス」など2車種146台をリコール…ブレーキ警告灯が点灯しないおそれ
トヨタ自動車は、「ヤリス クロス」など2車種のコンビネーションメータに不具合があり、ブレーキ警告灯が点灯しないおそれがあるとして、2024年2月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2024年1月12日~2024年1月16日に製造された146台。
今回リコールの対象となるのは、2024年1月12日~2024年1月16日に製造されたヤリス、ヤリス クロスの2車種146台。
不具合の箇所は、電気装置(コンビネーションメータ)。コンビネーションメータのブレーキ警告灯の点灯制御プログラムに誤りがあり、エンジン始動時に警告灯作動確認をした際、ブレーキ警告灯が点灯しない。使用過程でブレーキに故障が生じた場合には、ABS警告灯やスリップ表示灯が点灯し、メータ中央部にも警告文が表示されるが、ブレーキ警告灯は点灯しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のコンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌や自社ホームページにも掲載する。