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カクヤスグループ、配達車両としてEV軽自動車を初導入。王子店でテスト運用

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カクヤスグループ、配達車両としてEV軽自動車を初導入。王子店でテスト運用

都内を中心に酒類・食品等の販売を展開するカクヤスは11月29日、脱炭素への取り組みとして、「なんでも酒やカクヤス王子店」に家庭向け配達用EV軽自動車2台を導入しテスト運用を開始したと発表した。

カクヤスでは毎日配送業務を行っていることから、配達車両による温室効果ガスの排出量削減を課題と捉え、2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロを目指している。これまでにも環境への負荷が少ない配達車両の導入を推進し、けん引タイプのリヤカー320台、電動三輪車79台を導入してきた。EV軽自動車の導入は今回が初めてとなり、電力消費に伴うCO2排出量は、ガソリン車と比較し1台あたり約60%の削減を見込んでいる。

EV軽自動車の充電設備には、充電の効率化、消費電力量や削減量データの可視化を可能にする管理システムを導入した。まずは王子店に2台のテスト運用による検証を実施し、積載量に伴う走行可能距離や効率的な充電時間等の検証を進める。

今回導入した車両は、三菱自動車の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」。走行中にCO2や大気汚染物質を排出せず、ガソリン車に比べて低振動・低騒音のため、走行中や停車中の音を軽減できる。災害時には蓄電池・緊急電源としても活用できる。

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