日産、鹿児島県日置市とEVの促進や災害対策などの持続可能なまちづくりに向けた包括連携協定を締結
鹿児島県日置市、日産、鹿児島日産の3者は3月18日、「電気自動車(EV)を活用した脱炭素化および強靭化に関する連携協定」を締結した。
同市は、2021年6月に「ゼロカーボンシティ」を表明し、2023年4月には「脱炭素先行地域」として選定された。地域の脱炭素化と課題解決、住民の暮らしの質向上、地域経済循環を目指し、SDGs推進、民間事業者と連携した防災・減災対策および災害応急対策体制の整備について積極的に推進している。これらの取り組みの一環として、今後、公用車としてEVの導入を計画している。
日産は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決により、社会変革をしていく日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進している。SDGsの達成やEVの普及によるゼロ・エミッション社会の実現を通じ、人とクルマと自然が共生し、「住む人がワクワクするまちづくり」による地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体や企業と活動している。
日産の活動と日置市が目指す取り組みに両者が賛同し、同協定の締結を行う運びとなった。
両者は、EVや再生可能エネルギーの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等、同協定締結に基づくさまざまな取り組みを行う。今後も、日置市が目指す脱炭素社会の実現、ゼロ・エミッション社会の先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向けて、共創していく。