BMW、1シリーズの限定モデル「ファッショニスタ」発表。日本で300台限定販売
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は1月31日、「BMW 1シリーズ」の限定モデル「BMW 118i Fashionista(ファッショニスタ)」を発表した。販売は300台限定とし、同日からBMWの会員制コミュニティーに配信されるメールからの先行購入受付を開始。一般購入受付は2月15日から開始する。
2004年発売の1シリーズは、高い走行性能とスタイリッシュな外観を特徴としたコンパクトカーとして展開し、2019年に登場した第3世代が現行モデルとなっている。
今回発表したBMW 118i ファッショニスタは、直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載した「BMW 118i」をベースにした限定モデル。BMWでは、2013年に当時の1シリーズをベースとした限定車となる初代のファッショニスタ・モデルを設定。その後もBMW 2シリーズのアクティブ ツアラーやBMW X1のプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントをベースにしたファッショニスタ・モデルを発表し、主に女性ユーザーからの人気を得ている。
機能装備には、1シリーズ全モデルで既に標準装備している「iDriveナビゲーション・システム」に加え、狭いスペースでの駐車をサポートする「リヤ・ビュー・カメラ」や「パーク・ディスタンス・コントロール(リヤ)」、駐車時の軽快なハンドル操作をサポートする「サーボトロニック」、キー操作なしでドアのロックとロック解除が可能な「コンフォート・アクセス」、シートを素早く快適な温度に温める「フロント・シート・ヒーティング」、照明付きバニティ・ミラーを含む「ライト・パッケージ」、後席のプライバシー向上にも寄与する「サンプロテクション・ガラス」などを特別装備する。
ドライバー支援システムには、ベース・モデルで標準装備の「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車載の通信モジュールを利用し乗員の安全を見守る「BMW SOSコール」に加え、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行うことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を装備する。
運転席には、通常モデルには装備不可のハンドルを素早く温める機能「ステアリング・ホイール・ヒーティング」と、足回りに「18インチ アロイ・ホイール・マルチスポーク・スタイリング488バイカラー」を装備する。
価格は534万円。ボディカラーは「ミネラル・ホワイト」が235台、「メルボルン・レッド」が65台。