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日野自動車「日野レンジャー」約3.5万台をリコール…火災に至るおそれ

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日野自動車「日野レンジャー」約3.5万台をリコール…火災に至るおそれ

日野自は、日野レンジャーの電気配線に不具合があり、最悪の場合、配線の短絡により火災に至るおそれがあるとして、2024年7月31日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年4月7日~2021年7月30日に製造された3万5,757台。

不具合の箇所は、電気装置(電気配線)。

電気配線において、配索のばらつきの設計検討が不足していたため、左フレーム部の配線とエンジンサイドカバーなどの周辺部品が干渉しているものがある。そのまま使用を続けると、走行時の振動等で配線の被覆が損傷し、最悪の場合、配線の短絡により火災に至るおそれがある。

これまでに不具合が89件、部分焼損事故が1件発生している。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の電気配線に保護材を追加するとともに、一部車両はエンジンサイドカバーを加工する。配線に損傷が認められる場合は補修する。

使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|日野自動車

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