カワサキ「Ninja ZX-4R SE」など3車種5,756台をリコール…エンストに至るおそれ
カワサキモータースは、Ninja ZX-4R SEなど3車種のスパークプラグの組み付け工程に不具合があり、最悪の場合、エンストに至るおそれがあるとして、2024年3月27日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年2月28日~2024年3月7日に製造された5,756台。
今回リコールの対象となるのは、2023年2月28日~2024年3月7日に製造された、カワサキ Ninja ZX-25R SE、Ninja ZX-4R SE、Ninja ZX-4RRの3車種5,756台。
不具合の箇所は、点火装置(スパークプラグ)。組み付け工程に関する作業指示が不適切なため、スパークプラグが損傷している可能性がある。その結果、低回転時にスパークプラグが失火し、アイドリング不安定や加速時の息つきが発生、最悪の場合、エンジンストールに至るおそれがある。
これまでに不具合が12件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のスパークプラグ4本をすべて新品に交換する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。