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ヒョンデ、新型高性能EV「アイオニック5 N」を発売。最高出力650PSを発揮

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ヒョンデ、新型高性能EV「アイオニック5 N」を発売。最高出力650PSを発揮

Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ)は6月5日、新型高性能EV「IONIQ 5 N(アイオニック5 N)」を発売した。

アイオニック5 Nは、「ドライビングの楽しさ」を追求するハイパフォーマンスブランド「N」初のEVモデルとして、2023年7月に英国で行われた「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で発表された。

高性能四輪駆動システムをベースに、84.0kWhの高出力バッテリーとハイパフォーマンスEV向けに開発した熱管理システムなどの専用技術が盛り込まれ、優れた走行性能を発揮する。最大10秒間、より高い出力を実現する「N Grin Boost(Nグリン・ブースト)」使用時の最高出力は478kW(650PS)となる。

Nは、コーナリング性能「Corner Rascal」、サーキットを本気で走れる能力「Racetrack Capability」、日常もドライビングを楽しむ「Everyday Sportscar」の3つの柱を特徴としたモデル。それらを備えたアイオニック5 Nを日本市場に初導入し、日本のユーザーに「ハイパフォーマンスEV」の新たなあり方の提示や、選択肢としての認識を目指す。

ショールーム「N Space」(イメージ)

発売開始に伴い、Hyundai Customer Experience Center 横浜(ヒョンデ カスタマーエクスペリエンスセンター横浜)、Hyundai Citystore名古屋(ヒョンデ シティストア名古屋)、Hyundai Mobility Lounge京都四条(ヒョンデ モビリティラウンジ京都四条)にショールーム「N Space」を展開。クルマの展示に加え、Nのモータースポーツ関連の取り組みや純正チューニングパーツ「N Performance Parts(Nパフォーマンスパーツ)」の展示などを行う。試乗・予約や購入相談も可能となる。

Nパフォーマンスパーツは、同社が開発・販売しているカスタマイズ用の専用パーツ。ドライビングの楽しさを追求するユーザーのニーズに応えるために誕生し、日本での販売も予定されている。2024年の東京オートサロンで、同パーツを装着したパフォーマンスコンセプト「NPX1」を公開した。

日本ユーザーのニーズにも対応するため、オートバックスセブンとの連携を深める。両社はこれまでA PIT AUTOBACS東雲(アピット オートバックス東雲)とA PIT AUTOBACS京都四条(アピット オートバックス京都四条)にHyundai Mobility Lounge(ヒョンデ モビリティラウンジ)、スーパーオートバックス7店舗にHyundai Corne(ヒョンデコーナー)を設置するなど、広範囲にわたる協業を重ねてきた。

アイオニック5 Nの発売に伴い、Nパフォーマンスパーツを今秋からN Spaceで展示し、販売・取り付けサービスを開始する。

両社はオリジナルチューニングパーツ開発も協業していく予定。オートバックスセブンのノウハウを結集し、レーシングドライバー・土屋圭市氏の監修のもと開発を進め、「高性能EVのドライビングの楽しさを追求できる選択肢」を提供する。オリジナルチューニングパーツは、来年初頭に開催される東京オートサロンでプロトタイプを公開後、販売を開始する予定。

アイオニック5 Nは1グレードのみの展開で、価格は858万円。

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