BMW「740i」など2車種96台をリコール…ハザードランプとデフロスタが操作不能になるおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、740iなど2車種のBMWインタラクション・バーに不具合があり、ハザードランプとデフロスタが操作できなくなるおそれがあるとして、2024年2月21日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年9月2日~2022年9月8日に輸入された96台。
今回リコールの対象となるのは、2022年9月2日~2022年9月8日に輸入された、BMW 740i、i7 xDrive60の2車種96台。
不具合の箇所は、電気装置(BMWインタラクション・バー)。BMWインタラクション・バー(※1)の制御ソフトウェアにおいて、電圧低下時の動作検討が不十分なため、電圧低下時に操作パネルを操作すると反応しなくなることがある。その結果、ハザードランプ、デフロスタの操作ができなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両のBMWインタラクション・バーを対策品に交換する。作業完了車には、左フロントドアのロワヒンジのボルト頭に白ペイントを塗布する。
※1:BMWインタラクション・バー:ブロワー調節・エアコンディショニング・ハザードライト点灯・グローブボックス開閉のための、タッチセンサー式の操作パネルを備えている操作エレメント