トヨタ、新型「ヤリスクロス」新車装着用タイヤに横浜ゴムの「BluEarth-XT AE61」を採用
横浜ゴムは3月25日、トヨタの新型「ヤリスクロス」の新車装着(OE)用タイヤとして、「BluEarth-XT AE61(ブルーアース・エックスティー・エーイーロクイチ)」の納入を開始した。
「BluEarth-XT AE61」は、同社がクロスオーバーSUV専用として開発したサマータイヤ。
今回装着されたタイヤの開発では、同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」に備えるタイヤ特性値予測システムを活用し、プロファイルに専用チューニングを施すことで、ヤリスクロスにふさわしい高い操縦安定性を実現。軽量化設計により転がり抵抗を低減した。
HAICoLabは、「Humans and AI collaborate for digital innovation」をもとにした造語。「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見を促しデジタル革新を目指している。同製品においても現実データとシミュレーションにより生成、収集した仮想データを用いたAIによる予測や分析、探索を行い、開発に活用している。
ヤリスクロスは、トヨタが2023年10月にタイで発売した新型コンパクトSUV(日本未発売)。装着サイズは、215/60R17 96Hおよび215/55R18 95V。