スズキ、インド工場で新ライン稼働。生産能力を10万台増強
スズキのインド子会社であるマルチ・スズキは4月9日、マネサール工場において新たな車両組立ラインを稼働させた。
同工場に、年間10万台の生産能力を持つ新しい車両組立ラインを新設。新ラインは、既存のプラントAに追加され、同工場全体の生産能力は年間90万台となる。
同工場は、2007年2月にプラントAが稼働を開始し、顧客需要の増加に伴い、2011年にプラントB、2013年にプラントCを増設。「ブレッツァ」「エルティガ」「XL6」「ワゴンR」「ディザイア」「エスプレッソ」「シアズ」「セレーリオ」を生産し、累計生産台数は950万台を超える。
マルチ・スズキ全体では、2024年3月末に累計生産3,000万台を達成。現在の年間生産能力は225万台で、今後7~8年間で生産能力を高め、年産400万台を目指す。