開く
NEWS

メルセデス・ベンツ「GLE400d 4MATIC」5台をリコール…火災に至るおそれ

公開日:
更新日:
メルセデス・ベンツ「GLE400d 4MATIC」5台をリコール…火災に至るおそれ

メルセデス・ベンツ日本は、GLE400d 4MATICのアース配線に不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2024年3月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年5月6日~2022年3月24日に輸入された5台。

不具合の箇所は、電気装置(配線)。助手席下にある12Vバッテリのアース配線において、製造時の組み付けが不適切なため、ボディーアースのターミナルポイントにナットが規定トルクで締め付けられていないものがある。走行時の振動等でナットが緩み、電気抵抗が増加・発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の助手席下にある12Vバッテリのアース配線のナットの緩みを点検する。緩みがある場合はアース配線やナットの接触面を点検し、規定トルクで締め付けなおす。接触面に損傷や、周囲に溶損がある場合は、関連する部品を新品に交換する。

使用者にはダイレクトメールにて通知し、自社ホームページにも掲載する。

リコール等の情報一覧|メルセデス・ベンツ

PICK UP