レクサス「LBX」、2023年自動車アセスメントで4つ星評価
国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)は4月24日、車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、レクサス「LBX」の評価試験を行い、総合評価で4つ星を獲得したと発表した。
レクサス「LBX」は、予防安全性能評価において「Aランク」、衝突安全性能評価において「Bランク」を獲得。これらの評価結果から、5段階中上から2番目に高い評価である「★★★★☆」(4つ星)を獲得した。
総合評価は182.82/197点で92%。予防安全項目では89.00/89点で100%、衝突安全項目では85.82/100点で85%を獲得している。事故自動緊急通報装置では、8/8点で満点を獲得した。
同車種の安全装備は以下の通り。
予防安全性能では、交差点右折時に直進してくる対向車や、交差点進入時に交差する車両・自動二輪車を検出。ブザーと表示で衝突の可能性を知らせると同時に、プリクラッシュブレーキを作動して衝突回避や被害軽減をサポートする。そのほか、複数の予防安全システムをパッケージ化して標準装備した。衝突被害の軽減に寄与する「踏み間違い時加速抑制装置」に、歩行者や自転車を検知して加速抑制する「低速時加速抑制機能」を追加し、支援を拡大した。
衝突安全性能では、「全方位コンパティビリティボディ構造」と、最適に配置・設計されたSRSエアバッグを備え、乗員の傷害低減に貢献。「歩行者傷害軽減ボディ構造」も採用し、衝突時の歩行者への衝撃を緩和する。
事故発生時にエアバッグが展開した場合、自動でオペレーターに接続し、救援機関に通報するための車載通信機を標準装備。車両データから重傷確率を推定し、ドクターヘリの出動を要請する「先進事故自動通報システム」にも対応する。
詳しい評価結果はナスバホームページに掲載されている。