横浜ゴム、メキシコで乗用車用タイヤ新工場の起工式を開催
横浜ゴムは4月15日、メキシコ・コアウイラ州に建設する乗用車用タイヤの新工場の起工式を開催した。
新工場は今後予測されるタイヤ需要の増大に迅速に対応するため、北米市場での地産地消の能力増強を目的に建設する。生産能力は年産500万本、投資額は3億8,000万ドル(約521億円)。2024年第2四半期に着工し、2027年第1四半期からの生産開始を予定。将来的な拡張も視野に入れている。
起工式にはManolo Jimenez(マノロ・ヒメネス)コアウイラ州知事、Jose Maria Fraustro Siller(ホセ・マリア・フラウスト・シラー)サルティヨ市長をはじめ、多くの政府関係者や地元関係者が出席。横浜ゴムからは山石昌孝代表取締役会長兼CEO、Nitin Mantri(ニティン・マントリ)取締役専務執行役員兼Co-COOのほか、北米のタイヤ販売子会社であるYokohama Corporation of North America(YCNA)の瀧本真一取締役会長兼CEOおよびYokohama Tire Corporation(YTC)のJeff Barna(ジェフ・バーナ)取締役社長兼CEOなどが出席した。
新工場の概要
所在地:メキシコ合衆国コアウイラ州サルティヨ アリアンサ工業団地
事業内容:乗用車用タイヤの生産
敷地面積:約61万平方メートル
生産能力:500万本/年