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テラチャージ、兵庫県伊丹市と協定締結。公共・民間施設へのEV充電設備設置に向け

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テラチャージ、兵庫県伊丹市と協定締結。公共・民間施設へのEV充電設備設置に向け

EV充電インフラ事業を展開するTerra Charge(テラチャージ)は5月7日、兵庫県伊丹市と「伊丹市電気自動車用充電設備等導入事業に関する連携協定」を4月18日に締結したと発表した。同社が兵庫県内の自治体と協定を締結するのは、伊丹市が初めて。

同社は、無料で設置・運用ができるEV充電サービスの提供しており、全国の自治体や民間施設に2023年12月31日時点で2万5000口のEV充電器の設置を受注している。

伊丹市では、経済産業省が推進する2030年までに30万口のEV充電器を設置するという目標を受け、伊丹市の自動車保有台数に基づいて算出した300口を設置目標として掲げるなど、市民・事業者と一体となって地球温暖化対策の取り組みを進めている。

今回の協定の内容は、市民や事業者へのEV充電設備の設置に向けた周知・広報、EVの利用やゼロカーボン・ドライブの促進に向けた普及啓発、充電設備を利用した地域防災力の向上、伊丹市の移動手段の脱炭素化に向けた連携などを含む。

具体的な取り組みとして、2025年3月にグランドオープンを予定している、ZEB Ready認証を取得した環境配慮型次世代庁舎「伊丹市新庁舎」に、50kW出力の急速充電器を1口設置する。民間施設については、2024年度より設置希望者の募集に係る広報を開始し、設置を進めている。

EV充電器を設置予定の伊丹市新庁舎外観
EVの充電イメージ

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