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ヤマハ「アクシスZ LTS125」など2車種約4.4万台をリコール…正しい速度が表示されないおそれ

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ヤマハ「アクシスZ LTS125」など2車種約4.4万台をリコール…正しい速度が表示されないおそれ

ヤマハ発動機は、アクシスZ LTS125など2車種の速度伝達用ケーブルに不具合があり、最悪の場合、速度計が正しい速度を表示しなくなるおそれがあるとして、2024年5月14日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年2月14日~2022年10月6日に製造された4万4,488台。

今回リコールの対象となるのは、2017年2月14日~2022年10月6日に製造されたアクシスZ LTS125、AXIS Zの2車種4万4,488台。

不具合の箇所は、速度計(速度伝達用ケーブル)。速度計と計器盤に取り付けられた速度伝達用ケーブル内ワイヤとの隙間の設定が不適切なため、走行時にケーブルが屈曲して寸法が変化し、隙間が小さくなるものがある。そのまま使用を続けると、隙間がなくなり速度計とケーブル内のワイヤが接触し、最悪の場合、速度計が正しい速度を表示しなくなるおそれがある。

これまでに不具合が32件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の速度伝達用ケーブルを対策品と交換する。あわせて計器盤も新品と交換し、その時点での走行距離をメンテナンスノートに記録する。

使用者にはダイレクトメールで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール関連情報 | ヤマハ発動機

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