横浜ゴム「RY237」3,524本をリコール…エアー漏れに至り、走行不能になるおそれ
横浜ゴムは、トラック用タイヤ「RY237」の製造時の処理が不適切なため、最悪の場合、エアー漏れに至り、走行不能になるおそれがあるとして、2024年5月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年10月1日~2024年3月2日に製造された3,524本。
不具合の箇所は、サイドウォール部。製造時の処理が不適切なため、タイヤのサイド部にピンホール(貫通孔)が発生している場合があり、最悪の場合、エアー漏れに至り走行不能になるおそれがある。
これまでに不具合が25件発生しているが、事故は起きていない。ユーザーからリム組み時にタイヤ空気圧低下の連絡を受け発覚、リコールを届け出た。
改善措置として、タイヤサイド部の製造年週コードを確認し、対象の場合は良品と交換する。 使用者には直接訪問、電話等で連絡し、販売店には電話、メール、紙媒体で情報を展開するほか、自社ホームページにも掲載する。