ジャガー、E-PACEなど2車種760台をリコール…ブレーキパッドの摩耗状態を運転者に通知できないおそれ
ジャガー・ランドローバー・ジャパンはE-PACEなど2車種のゲートウエイモジュールのプログラムに不具合があり、ブレーキパッドの摩耗状態が検知されず、運転者に通知できないおそれがあるとして、2024年6月11日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年3月15日~2023年11月29日に輸入された760台。
今回リコールの対象となるのは、2021年3月15日~2023年11月29日に輸入されたジャガー E-PACE、E-PACE PHEVの2車種760台。
不具合の箇所は、制動装置(ゲートウエイモジュール)。
ゲートウエイモジュールのプログラムが不適切なため、ブレーキパッドの摩耗状態を検知しないことがあり、運転者に摩耗状態を知らせることができない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のゲートウエイモジュールのプログラムを書き換える。使用者には電話やダイレクトメールまたはインカーメッセージで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。