新明和工業「いすゞ フォワード」など3車種199台をリコール…突入防止装置が強度要件を満たさないおそれ
新明和工業は、いすゞ フォワードなど3車種の突入防止装置に不具合があり、強度要件を満たさないおそれがあるとして、2024年6月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2024年1月18日~4月3日に製造された199台。
今回リコールの対象となるのは、2024年1月18日~4月3日に製造されたいすゞ フォワード、三菱 ふそうファイター、日野 日野レンジャーの3車種199台。
不具合の箇所は、突入防止装置。脱着装置付コンテナ専用車に装着した突入防止装置のバンパ本体とジャッキブラケットを締結しているボルトについて、作業指示が不十分なため、強度区分の低いものを使用しており、強度要件を満たさないおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。 社内製造工程からの報告により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の該当箇所のボルトを正規品へ交換する。
使用者には電話、直接訪問またはダイレクトメールにて通知するとともに、自社ホームページにも掲載する。改善実施済車両には、運転者席側のドアロックストライカー付近に識別ステッカーを貼付する。