三菱ふそう「ふそうエアロアース」など2車種3,117台をリコール…ハンドルがシャフトから外れるおそれ
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、ふそうエアロアースなど2車種のハンドル固定ボルトに不具合があり、ハンドルがシャフトから外れるおそれがあるとして、2024年7月4日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年6月9日~2024年5月29日に製造された3,117台。
今回リコールの対象となるのは、2017年6月9日~2024年5月29日に製造されたふそうエアロアース、ふそうエアロクィーンの2車種3,117台。
不具合の箇所は、かじ取装置(ハンドル)。ハンドル固定ボルトの締め付け工程が不適切なため、ボルトを取り付けずに出荷した車両があり、ハンドルがシャフトから外れるおそれがある。
これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のハンドル固定ボルトを点検し、ボルトが取り付けられていない場合は新たに取り付けて規定トルクで締め付け、取り付けられていた場合も規定トルクで締め付ける。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。