三菱自動車、「デリカミニ」「eKスペース」を一部改良。サイバーセキュリティー強化
三菱自動車工業は6月20日、軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」「eKスペース」を一部改良して発売した。
デリカミニは、広々とした室内空間と力強い走りを融合させた同社のミニバン「デリカ」の名を冠した軽自動車。2023年5月の発売から1年経過し、販売台数は累計約4万4000台、累計受注は5万台を超える。
eKスペースは、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や先進安全装備「e-Assist」などの先進機能や安全装備を特長とした軽乗用シリーズ「eKシリーズ」の中で、ゆとりにある室内空間が特徴のモデル。室内高1400mmで、開口幅650mmの大開口スライドドアを備える。
今回の改良では、自動車のコネクティッド化によるサイバー攻撃のリスク増加にあわせ、サイバーセキュリティーに関わるソフトウェアのプログラムを変更し、最新の法規に適合させた。
eKスペースは、ボディカラーに、2トーンのライラックピンクメタリック/ホワイトソリッドを新たに採用し、モノトーン7色、2トーン4色の全11色とした。
デリカミニとeKスペースをベースにした福祉車両「助手席ムービングシート仕様車」も、継続して設定される。
価格は、デリカミニは183万7,000円〜、eKスペースは158万700円〜。助手席ムービングシート仕様車は、デリカミニをベースにしたモデルが237万7,000円〜、eKスペースをベースにしたモデルが203万2,000円〜。ボディカラーは一部有償オプション。