独エンバリオ、アップサイクル素材やバイオ由来素材の自動車部品など展示｜人とくるまのテクノロジー展2024名古屋

展示概要

EVチャージャーやハイブリッド燃料タンク、燃料電池システムなどの自動車部品を展示する。同社独自の軽量化技術によるCO2排出削減、自動車部品へのアップサイクル素材活用、バイオ由来素材の活用などにより、持続可能な自動車の開発に貢献する部品を紹介する。

展示1：廃棄漁網をアップサイクルしたポリアミド「Akulon Repurposed（アクロン リパーパス）」

インド洋で回収された廃棄漁網をリサイクルして製造されたポリアミド6。海洋プラスチック問題を解決し、低カーボンフットプリント、リサイクルなどの循環型社会に貢献する。

REACH認証済のため、リサイクル材としても使用できる。

展示2：「EcoPaXX（エコパックス）」を使用したベアリング保持器

エコパックスは、トウゴマなどの植物由来のモノマー（化学基礎原料）を重合原料とした、70％植物由来の高性能ポリアミドPA410。耐衝撃性や耐クリープ性、剛性などの特性に優れており、従来のポリアミドPA66の代替品として自動車部品に使用できる。

2019年にはバイオマスバランシング方式により、100％植物由来の「EcoPaXX B-MB」グレードも発売している。

展示3：「Akulon Pocan（アクロン ポカン）」を使用した電気自動車（EV）充電システム

アクロン ポカンは、高電圧に対応する優れた電気特性、難燃性を持つ樹脂材料。EV充電システムに使用できる。

人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA