アバルト、695の最終モデル「75°Anniversario」発売。国内は限定350台
ステランティスジャパンは7月3日、アバルト・ブランドの「695」シリーズの限定車「ABARTH 695 75° Anniversario（アバルト ロクキュウゴ セッタンタチンクエ アニヴェルサーリオ）」を、同日より全国のアバルト正規ディーラーで発売した。
アバルトは、1949年にイタリアのトリノで創設されたスポーツカーブランド。ガソリンモデルの695は2024年5月末に日本向けの生産を終了したため、75° Anniversarioがシリーズ最後のモデルとなる。同モデルの排気量にちなんで世界限定販売数を1,368台とし、うち350台が国内向けとなる。
同モデルは、「ABARTH 695 Competizione（アバルト ロクキュウゴ コンペティツィオーネ）」のパワートレインをベースに、ブラックのエクステリアとゴールドのアクセントを加えた、マニュアルトランスミッションのモデルとなる。
特別装備として、Sabelt（サベルト）製で75°Anniversario専用のヘッドレスト一体型スポーツシートや、足回りには、17インチ、14スポークのアルミホイールを採用。大径フローティングのブレーキディスクを装備し、ブレーキ性能を向上した。リアには75°Anniversarioのエンブレムと695バッジ、ゴールドのアバルトサイドストライプ、スコーピオンルーフデカールをあしらった。ボディカラーには「Nero Scorpione（ネロ・スコルピオーネ）ブラック」を設定した。
価格は550万円。
