柳州五菱の軽自動車59台をリコール…制動力が低下するおそれ
ASFは、柳州五菱の軽自動車のブレーキホースの材質選定が不適切なため、制動力が低下するおそれがあるとして、2024年6月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年6月19日~2024年2月9日に輸入された59台。車名は不明。
ブレーキフルードリザーバータンクとブレーキマスターシリンダー間に装着されているブレーキホースの材質の選定が不適切なため、ブレーキホース内のブレーキフルードと化学反応を起こすものがある。
化学反応により溶出したブレーキフルードがブレーキマスターシリンダー内のカップとさらに化学反応を起こし、カップが劣化することがある。低速でブレーキを踏み続けると、ブレーキマスターシリンダーの液圧が低下し、制動力が低下するおそれがある。