BMW「ロールスロイス スペクター」1台をリコール…エンジン停止後に始動不能となるおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、ロールスロイス スペクターの統合ブレーキユニットに不具合があり、エンジン停止後に始動不能となるおそれがあるとして、2024年4月9日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年6月19日に製造された1台。
不具合の箇所は、統合ブレーキユニット。製造管理が不適切なため、モーターセンサーの回路基板に異物が付着したものがある。使用を続けると、電気的接触不良が発生し、ブレーキ警告灯の点灯とチェックコントロールメッセージが表示され、ブレーキ倍力機能が作動しないことにより、ブレーキ操作時に通常より強い踏力が必要な場合がある。そのままの状態でエンジンを停止させると、始動できなくなる。