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マツダ「CX-60」9,422台をリコール…アクセルを踏んでも発進できなくなるおそれ

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マツダ「CX-60」9,422台をリコール…アクセルを踏んでも発進できなくなるおそれ

マツダは、CX-60のトランスミッション制御コンピュータに不具合があり、アクセルを踏んでも発進できなくなるおそれがあるとして、2024年7月25日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年7月5日~2024年6月29日に製造された9,422台。

不具合の箇所は、動力伝達装置(トランスミッション制御コンピュータ)。

トランスミッション制御コンピュータにおいて、減速中のクラッチ制御が不適切なため、強めにブレーキを踏んで停止した際、エンジンとモータをつなぐクラッチが解放したままになる場合がある。結果、エンジンからの動力を伝達できず、アクセルを踏んでも発進できなくなるおそれがある。

これまでに不具合が9件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のトランスミッション制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正し、トランスミッションの初期学習を実施する。

使用者には電話やダイレクトメール等、もしくは車両のセンターディスプレイ画面へのメッセージ表示にて通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール・サービスキャンペーン等情報|マツダ

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