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日立Astemo、モビリティの進化に貢献する技術開発拠点を渋谷に開設。モビリティ業界の変革に迅速な対応ができるよう 2025年4月から稼働

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日立Astemo、モビリティの進化に貢献する技術開発拠点を渋谷に開設。モビリティ業界の変革に迅速な対応ができるよう 2025年4月から稼働

日立Astemoは、モビリティの進化に貢献する技術開発拠点を渋谷駅に隣接し、新たな大規模複合施設として注目を集める渋谷サクラステージに開設することを発表した。新たな開発拠点となる渋谷オフィスは、SDV(Software Defined Vehicle)の進展やモビリティ業界における急速な変革により迅速な対応ができるよう、日立Astemoの先端技術の開発拠点として、2025年4月から稼働される。

日立Astemoではこれまで、グローバルで進展するEVシフトや自動運転、運転支援機能など車両の高機能化を支える車両内電子システムの効率化を実現するE/E(Electrical/Electronic)アーキテクチャをはじめ、ソフトウェアを通信で更新しながら、機能拡張や性能向上を実現するSDVへの対応など、多様化する車両の開発領域に、より迅速で最適な対応ができるよう、システムからハードウェアおよびソフトウェアまで一貫した開発を可能とする組織体制を構築している。最先端の技術開発拠点として新設される渋谷オフィスでは、さまざまな技術背景を持つエンジニアやクリエイターが集まり、モビリティの進化に貢献する先端技術開発や、SDVに対応したソフトウェア開発など、Tier0.5サプライヤーとしての能力強化と同時に、従来のクルマづくりにとらわれない、未来のモビリティを見据えた技術開発が推進される。

渋谷オフィスは、JR渋谷駅の新南改札に隣接する好立地に位置し、2023年11月に竣工した大規模複合施設の渋谷サクラステージに開設される。新オフィスは、「共創を促進するオープンな価値創造拠点」をコンセプトに、オープンなデザインと、ABW(Activity Based Working)スタイルのフロア設計により、チームでアイディアを出し合う議論だけでなく、個人での集中作業をするなど、従業員が主体的に活動に応じた場所を選べるため、生産性向上や創造性の広がりを促す。これにより、これまで以上にスピーディーで質の高い技術開発が可能となり、モビリティの進化に貢献する開発に向けた取り組みがより一層加速されることを目指している。

オフィスイメージ
渋谷オフィスからの眺望
渋谷オフィスが入る渋谷サクラステージビル
著者
Motor Fan illustrated

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