BMW「320d xDrive」など3車種4,339台をリコール…冷却水が漏れるおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、320d xDriveなど3車種の冷却装置に不具合があり、穴が開いて冷却水が漏れるおそれがあるとして、2024年8月19日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年11月4日~2023年9月8日に製造された4,339台。
今回リコールの対象となるのは、2021年11月4日~2023年9月8日に製造されたBMW 320d xDrive、320d xDrive ツーリング、420d xDriveの3車種4,339台。
不具合の箇所は、冷却装置(エア抜きライン)。冷却水のエア抜きラインの取り回しが不適切なため、エンジンワイヤーハーネスと干渉する場合がある。そのままの状態で使用を続けると、エア抜きラインに穴が開き、冷却水が漏れるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のエア抜きラインに擦れ箇所がないか点検し、耐摩耗性の布製接着テープを巻いて補強する。損傷が確認された場合は、エア抜きラインを交換する。
使用者にはダイレクトメール等で通知、または車両に直接インカーコミュケーションメッセージを送信し、自社ホームページにも掲載する。