ルノー・ジャポン「メガーヌ R.S.」2,610台をリコール…走行中にエンジンが停止し再始動できないおそれ
ルノー・ジャポンは、メガーヌ R.S.の燃料ポンプのインタンクユニットに不具合があり、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できないおそれがあるとして、2024年9月12日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年1月23日~2022年5月4日に製造された2,610台。
不具合の箇所は、燃料装置(燃料ポンプ)。
燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、インペラーの材質の選定が不適切なため、燃料の温度が上昇した際にインペラーが変形したり、製造工程が不適切なため、ポンプ作動部内へ異物が混入したりすることがある。燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できないおそれがある。
これまでに不具合が35件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により、2021年7月20日付け届出番号「外3250」で行ったリコールの対策品に関して、新たな不具合が判明したため、措置内容の変更と対象を拡大し届け出た。改善措置として、全車両のインタンクユニットを対策品に交換し、右後席ドア下側のヒンジ固定ナットに白色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。