ポルシェ「911 Carrera」など18車種1,968台をリコール…運転者への警報が作動せず協定規則不適合
ポルシェジャパンは、911 Carreraなど18車種のドライバーアシストシステムコントロールユニットに不具合があり、運転者への警報が作動せず、協定規則に適合していないとして、2024年9月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年1月28日~2024年5月17日に輸入された1,968台。
今回リコールの対象となるのは、2022年1月28日~2024年5月17日に輸入された以下の18車種1,968台。
ポルシェ 911 Carrera / 911 Carrera S / 911 Carrera 4 / 911 Carrera 4S / 911 Targa 4 / 911 Targa 4S / 911 Turbo / 911 Turbo S / 911 Carrera GTS / 911 Carrera T / 911 Carrera 4 GTS / 911 Targa 4 GTS / 911 Sport Classic / Cayenne e-hybrid / Cayenne S e-hybrid / Cayenne Turbo / Cayenne / Cayenne S
不具合の箇所は、運転支援装置(ドライバーアシストシステムコントロールユニット)。
ドライバーアシストシステムコントロールユニットのプログラムが不適切なため、レーンキープアシスト機能が短い時間で介入したときに運転者への警報が作動しないことがあり、協定規則第79号に定める技術的な要件(かじ取装置試験の基準)に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のドライバーアシストシステムコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換え、改善済車両には、車台番号打刻の11桁目の下に黄色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール等にて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。