ポルシェ「718 Boxster GTS」など5台の改善対策を提出…車両が動き出すおそれ
ポルシェジャパンは、718 Boxster GTSなどのトランスミッションに不具合があり、パーキングロック機構が正しく作動せず、駐車ブレーキをかけずに車外に出ると車両が動き出すおそれがあるとして、2024年8月8日、国土交通省物流・自動車局長に改善対策届を提出した。改善対象車は、2023年9月12日~2024年1月31日に輸入された5台。
不具合の箇所は、トランスミッションのパーキングロック機構用シフトケーブル。製造工程中の作業指示が不適切なため、ケーブルのスリーブが損傷している、もしくは固定クリップが正しく取り付けられていないものがあり、パーキングロック機構が正しく作動せず、駐車ブレーキをかけずに車外に出ると車両が動き出すおそれがある。