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ジャガー「E-PACE」など2車種563台をリコール…助手席エアバッグが完全に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれ

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ジャガー「E-PACE」など2車種563台をリコール…助手席エアバッグが完全に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれ

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、E-PACEなど2車種の助手席のエアバッグ装置に不具合があり、衝突時にエアバッグが完全に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがあるとして、2024年9月24日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年3月15日~2023年11月29日に輸入された563台。

今回リコールの対象となるのは、2021年3月15日~2023年11月29日に輸入されたジャガー E-PACE、E-PACE PHEVの2車種563台。

不具合の箇所は、助手席エアバッグの膨張装置(インフレータ)。エアバッグ展開経路のインストルメントパネル開口部の製造誤差により、意図した通りにエアバッグが展開しないことがある。衝突が起きた際、助手席エアバッグが完全に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のエアバッグモジュールを対策品に交換し、改善対策済車には、助手席ドアのボディ側下部、ドアヒンジボルトに黄色ペイントを塗布する。

使用者には電話やダイレクトメール、またはインカーメッセージで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|ジャガー・ランドローバー・ジャパン

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