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ホンダ、ドライブレコーダ約24.7万個を自主改善…エンジンが始動できなくなるおそれ

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ホンダ、ドライブレコーダ約24.7万個を自主改善…エンジンが始動できなくなるおそれ

ホンダアクセスは、後付け用品として販売したドライブレコーダの制御プログラムに不具合があり、バッテリが上がりエンジンが始動できなくなるおそれがあるとして、2024年10月3日、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。対象数は、2022年5月27日~2024年9月2日に出荷された24万6,927個。

自主改善の対象となるのは、2022年5月27日~2024年9月2日に出荷されたドライブレコーダ DRH-229ND、DRH-229SDの2製品24万6,927個。

後付け用品として販売したドライブレコーダの制御プログラムが不適切なため、イグニッションスイッチをオンした際、ドライブレコーダが起動した状態で録画機能が停止することがある。イグニッションスイッチをオフにしてもドライブレコーダに動作電流が流れ続けるため、車両を使用せず数日間駐車した場合、バッテリが上がりエンジンが始動できなくなるおそれがある。

これまでに不具合が179件発生しているが、事故は起きていない。改善対策として、対象の製品が装着されている車両のドライブレコーダの制御プログラムを対策プログラムに書き換え、バッテリの状態を点検して異常がある場合は新品と交換する。改善対策済製品には、ドライブレコーダに貼付された製品ラベルの部品番号前部に、緑色ペイントを塗布する。

販売店を通じて使用者が判明したものは、ダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

自主改善のお知らせ|ホンダアクセス

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