日産、独自のエネマネサービスを紹介。車内置き去り事故を防ぐ新機能搭載のロボットの展示も｜ジャパンモビリティショービズウィーク2024

出展概要

同社は、「モビリティの未来が、今ここに。」をテーマとし、電気自動車（EV）の魅力を向上させる商品やコネクテッド技術を活用した法人向け新サービスなど、3つの内容をブース内で紹介するほか、合同展示エリアで車両展示を行う。

出展内容1：ニッサンエナジーシェア

「ニッサンエナジーシェア」は、環境経営や脱炭素社会の実現を目指す企業・自治体向けのエネルギーマネジメントサービス。脱炭素化やエネルギーコスト削減、地域貢献、災害対策などさまざまな課題解決をサポートし、顧客の導入目的に応じた最適なソリューション提案、システム構築、導入後の保守運用まで、ワンストップでサービスを提供する。

2010年に世界初の量産型100％EV「日産リーフ」を発売して以降、EVの開発・販売以外にクルマのライフサイクル全体に関わる、さまざまな付加価値を提供してきた経験を生かし、企業・自治体の課題解決を、EVを活用したエネルギーマネジメントサービスでサポートしている。

出展内容2：Nissan Biz Connect API （ニッサンビズコネクト エーピーアイ）

「ニッサンビズコネクト エーピーアイ」は、同社の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス。車両の位置情報、EV電力残量などのデータをリアルタイムに提供し、顧客のサービスやシステムにも連携できる。サービスの導入には、あらかじめ車両に搭載されている純正の車載通信ユニットを利用するため、導入コストを抑えながら、データを利活用できる。

出展内容3：子どもの車内置き去り事故を防ぐ新機能搭載ロボット「INTELLIGENT PUPPETイルヨ」

NTELLIGENT PUPPETイルヨ（以下、イルヨ）は、2024年1月に赤ちゃん本舗と共同で、コンセプトモデルを発表した子守り支援ロボット。ドライブ中に、後部座席のチャイルドシートに座っている子どもをあやしたり、子どもの状態をドライバーに伝えるなどの機能を持つ。

9月には、子どもの車内置き去り事故を防止する新機能「マダイルヨ」を追加。保護者のスマートフォンを無線で接続し、その接続の強弱から距離を推定し、イルヨと保護者が離れていないかを検知する。さらに、イルヨの表情認識カメラが、車内に子どもが残されているかどうかを確認。イルヨが、保護者と閾値以上離れ、かつ車内に子どもが残っていると認識すると、保護者のスマートフォンに警告通知を送る。

合同展示

日本自動車工業会が主催する合同展示エリアに「アリア B9 e-4ORCE」を展示する。

「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」公式サイト