BMW「X7 xDrive40d」など4車種1,042台をリコール…排出ガスが漏れるおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、X7 xDrive40dなど4車種の排気ガス再循環装置(EGR)モジュールに不具合があり、排出ガスが漏れるおそれがあるとして、2024年10月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年10月13日~2023年8月19日に製造された1,042台。
今回リコールの対象となるのは、2022年10月13日~2023年8月19日に製造されたBMW X5 xDrive 35d、 X6 xDrive35d、X7 xDrive40d、740d xDriveの4車種1,042台。
不具合の箇所は、排気ガス再循環装置モジュール。製造不良により、モジュール上のバイパスフラップのボルトが正しく締め付けられておらず、ボルトが緩む可能性があり、排気ガス再循環装置から排出ガスが漏れるおそれがある。
これまでに不具合が3件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の排気ガス再循環装置モジュールのバイパスフラップのボルト周辺の煤の痕跡を確認し、煤がある場合はモジュールを交換し、ない場合はボルトを締め付け直す。改善対策済車には、左フロントドアのアッパーヒンジのボルト(頭)に白ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール等で通知、または車両に直接インカーコミュケーションメッセージを送信し、自社ホームページにも掲載する。