【世界最小】椿本チエインの超小形ローラチェーン「エプシロンチェーンステンレス仕様」が2024年“超”モノづくり部品大賞「機械・ロボット部品賞」を受賞
椿本チエインは、同社の世界最小の超小形ローラチェーン「エプシロンチェーン ステンレス仕様」(以下、エプシロンチェーン)が、モノづくり日本会議/日刊工業新聞社が主催する「“超”モノづくり部品大賞」において「機械・ロボット部品賞」を受賞したことを発表した。
「“超”モノづくり部品大賞」は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象に、主催者であるモノづくり日本会議と日刊工業新聞社が選出し、表彰する制度だ。エプシロンチェーンは、1000分の1㎜台の部品寸法精度を達成した加工技術や独創性などが評価され、「機械・ロボット部品賞」受賞となった。
エプシロンチェーン(RS6)は、2024年10月1日より発売を開始しており、世界最小サイズ(ピッチ※ 1.905mm)のローラチェーンとしてギネス世界記録TMにも認定されている。
※ 1リンクのピンとピンの間隔
これまでの当社最小ローラチェーン(RS11)はピッチ3.7465mmで、エプシロンチェーンは約半分の長さとなる1.905mmを実現。困難だった極めて狭小なスペースでの動力伝達が可能となった。産業用ロボットや医療・福祉機器をはじめ、機械設備の小型化・高精度化に寄与するとともに、これらの機器のさらなる普及による製造現場の省人化・省力化への貢献も期待される。