米当局、ホンダ車約140万台のエンジン問題を調査へ
米道路交通安全局(NHTSA)は11月11日、本田技研工業(ホンダ)が米国で販売する一部の車種において、エンジンに関する問題があるとして予備調査を始めたと明かした。対象車種は2018〜2020年モデルのオデッセイなど5車種約140万台。
ロイターによると、対象車種は以下の5車種約140万台。
・2016〜2020年モデルのアキュラMDX
・2018〜2020年モデルのアキュラTLX
・2016〜2020年モデルのホンダ・パイロット
・2017〜2019年モデルのリッジライン
・2018〜2020年モデルのオデッセイ
ホンダは2023年11月、クランクシャフトの欠陥により、エンジン故障につながるおそれがあるとして、約24万9,000台のリコールを行っていた。今回の不具合も同様で、2016〜2020年モデルのアキュラMDX、ホンダ・パイロットで約173件の不具合が報告されており、予備調査に至った。
今後は、調査の上で問題の重大性を判断し、昨年リコールとならなかった車両も対象にすべきかを決定するという。