フォルクスワーゲン「VW ザ・ビートル1.2/77kW」など4車種9,302台をリコール…運転席エアバッグに不具合
フォルクスワーゲングループジャパンは、VW ザ・ビートル1.2/77kWなど4車種の運転席用エアバッグ装置に不具合があり、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるとして、2024年11月14日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2016年8月9日~2018年11月10日に輸入された9,302台。
今回リコールの対象となるのは、2016年8月9日~2018年11月10日に輸入されたフォルクスワーゲン VW ザ・ビートル1.2/77kW、VW ザ・ビートル2.0T、ザ・ビートル 1.4/110kW、ザ・ビートルDUNE 1.4/110kWの4車種9,302台。
不具合の箇所は、運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)。高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがあり、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の運転席用エアバッグユニットを対策品と交換し、キャンペーンステッカーに「外-3900、日付(西暦・月・日の順)、ワークショップスタンプ」を記入して、スペアタイヤ収納部左側面に貼付する。
使用者にはダイレクトメール、電話、および電子メール等により通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。