NX商事「NT39D006」22台の改善対策を提出…事故に至るおそれ
NX商事は、NT39D006の電気式ステアリングシステムの制御プログラム設計が不適切なため、最悪の場合、事故に至るおそれがあるとして、2024年10月1日、国土交通省物流・自動車局長に改善対策届を提出した。改善対象車は、2018年9月27日~2022年8月4日に製造された22台。
不具合の箇所は、電気式ステアリングシステム。
電気式ステアリングシステムのコントロールユニットの制御プログラム設計が不適切なため、走行中に電源が一時的に遮断すると電磁バルブ故障監視機能が作動することがある。作動中に意図しないところでステアリング角度が保持され、最悪の場合、事故に至るおそれがある。