ホンダ「シビック」など2車種55台をリコール…走行不能となるおそれ
本田技研工業(ホンダ)は、シビックなど2車種の高電圧バッテリーに不具合があり、走行不能となるおそれがあるとして、2024年10月3日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年6月6日~2023年1月17日に製造された55台。
今回リコールの対象となるのは、2022年6月6日~2023年1月17日に製造されたホンダ シビック、ZR-Vの2車種55台。
不具合の箇所は、高電圧バッテリー。
バッテリー内の電池セル端子部の製造管理が不適切なため、貼り合せた素材をかしめた際に外側の素材がセル内の電解液に浸漬しているものがある。そのまま使用を続け、電解液により端子部が腐食し破断すると、パワーシステム警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、高電圧バッテリーを良品と交換し、車体番号打刻の下2桁目上部に黄色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌に掲載する。