日本トレクス「トレクス」97台をリコール…フェンダーステーが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれ
日本トレクスは、トレクスのドリー部のフェンダーステーに不具合があり、最悪の場合、ステーが破断してフェンダーと共に脱落することで、他の交通の妨げになるおそれがあるとして、2024年10月15日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年10月31日~2024年6月28日に製造された97台。
不具合の箇所は、ドリー部のフェンダーステー。振動における検討が不十分なためステーの強度が不足しており、走行時の振動によりステーに亀裂が生じ、最悪の場合、ステーが破断してフェンダーと共に脱落することで、他の交通の妨げになるおそれがある。
これまでに不具合が5件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のドリー部のフェンダーステーと泥除けゴムを対策品に交換し、ドリー部の製造番号付近にNo.5556のステッカーを貼付する。
使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知するとともに、自社ホームページに掲載する。