AFEELAは運転しない時代のEV！ソニー×ホンダが2025年に販売開始へ

「自動車を運転しなくていい時代にどうするべきかを考えなければいけない」

そう語るのは、ソニーとホンダが共同出資するソニー・ホンダモビリティ（以下、SHM）の川西泉社長兼最高執行責任者（COO）だ。

100年に一度の大変革期といわれている昨今の自動車業界では、日々、最新技術や新型電気自動車（EV）が発表されている。

そんな中、SHMは2023年1月4日に、ラスベガスで「AFEELA（アフィーラ）」を発表した。

運転しない時代のEVともいわれているアフィーラの革新性に迫っていこう。

ソニー×ホンダがAFEELAを発表

SHMの水野泰秀会長兼最高経営責任者（CEO）は、アフィーラを「一度乗ったら離れられないブランドにしたい」と話している。

2023年1月4日、ラスベガスで開催された電子機器の展示会コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（CES 2023）で、アフィーラの試作車が世界で初めて公開された。

アフィーラはSHMの新ブランドで、新しいモビリティの在り方を提案している。

公開されたプロトタイプのスペックは下記の通り。

・全長：4,895mm
・全幅：1,900mm
・全高：1,460mm
・ホイールベース：3,000mm
・駆動方式：AWD
・乗員人数:：5名

シンプルなデザインが特徴的で、駆動方式はAWD。サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式、リヤはマルチリンクだ。

車内外に合計45個のカメラやLiDAR（Light Detection and Ranging）などのセンサー を搭載しており、左右のドアミラーと後方を確認するルームミラーも電子化されている。

アフィーラの名称は「人がモビリティを“知性を持つ存在”として“感じる”こと」とSHMは説明している。モビリティ体験の中心には、「FEEL」がある。

デザインは公式YouTubeチャンネルで公開されている。