中国の躍進が止まらない!自動車輸出世界2位へ浮上
電気自動車の販売台数増加が背景にある
中国が自動輸出世界第2位の国となった。背景には電気自動車の販売台数増加がある。中国メディアは、近い将来に中国が自動車輸出国世界1位になると予測している。
2022年、中国が世界2位の自動車輸出国へ浮上した。
2023年1月12日、中国自動車工業協会(CAAM)が公開した資料によれば、中国は2022年に約311万台の自動車を輸出した。
この台数は、世界1位の約320万台を輸出した日本に次ぐ数字で、ドイツや韓国を抜き世界で第2位となる。
中国が世界2位へ浮上した背景には、電気自動車の販売台数増加があると考えられる。
中国の自動車輸出台数が世界2位へ
CAAMが公開した資料によれば、2022年の中国の自動車輸出台数は前年比54.4%増の311万1,000台であり、2年連続で過去最高を更新した。
これにより、2022年の自動車輸出国ランキングは以下の順位で確定した。
・第1位:日本
・第2位:中国
・第3位:ドイツ
2021年は1位が日本、2位がドイツ、3位が韓国で中国は4位に位置していたため、たったの1年で上位2ヶ国を抜いたことになる。
中国の現地メディアは、数年以内に日本を上回る可能性があると報じている。
輸出台数のうち乗用車が252万9,000台、商用車が58万2,000台、新エネルギー車が67万9,000台となっている。
ちなみに新エネルギー車とは、中国政府が普及を促進している非従来型の動力源を有する自動車の総称だ。EV、プラグインハイブリッドカー、水素自転車などが含まれている。