開く
NEWS

地下鉄で行われる自動運転の実証試験…東京メトロ丸の内線

公開日:
更新日:
地下鉄で行われる自動運転の実証試験…東京メトロ丸の内線

東京地下鉄(本社:東京都台東区)は、丸ノ内線において車掌が先頭車両に乗務する自動運転(自動化レベルGoA2.5)の実証試験を行うため、2023年4月より試験準備を開始する。2025年度より営業運転終了後に試験を行う。

本実証試験では、2024年度に丸ノ内線へ導入する無線式列車制御システム(CBTC)の技術を活かし、車掌が先頭車両に乗務する自動運転(自動化レベルGoA2.5)の実現を目指す。車掌が先頭車両に乗務することで、緊急停止の処置や駅間での急病人の発生など緊急事態に対しても従来通り適切に対応する。

導入路線は10年を超えるワンマン運転の運行実績があり、CBTCを導入する丸ノ内線が計画されている。2023年4月から実証試験に用いる車両の仕様検討、自動列車運転装置(ATO)の高機能化に取り組んでいく。

PICK UP